高齢化が進む日本では複数疾患を併存し、医療ニーズだけではなく介護・福祉ニーズも併せ持つ患者が増え、地域全体で治し・支え・寄り添う医療への転換が進んでいます。このような医療を実現するための担い手として、地域で幅広い疾患と多様な課題を抱える患者を継続的・包括的に診療できる総合診療医が求められています。
地域では病気を診るだけでなく患者さんの人生に寄り添い、地域包括ケアを実践できる、いわゆる『ひとと地域をまるごと診る』医師が必要です。今、時代は人と地域をまるごと診ることができる「地域総合診療専門医」を求めています。
学術集会では、地域総合診療専門医のありたい姿を探るとともに、これからの展望について議論を深めたい。
1.第2回日本地域医療学会 学術集会について
「地域医療から日本を再興する〜答えのない新たな冒険へ〜」をメインテーマとし、
令和5年12月15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間、三重県志摩市にて開催いたします。
参加申し込みが始まりましたら、HPにてお知らせいたします。
2.第1回日本地域医療学会 学術集会について
令和4年12月2日~3日に「ひとと地域をまるごと診る~地域総合診療専門医の未来~」をメインテーマに第1回目の学術集会を東京で開催しました。
充実した内容であり、全国の地域医療に関心が高い多くの学生さんたちにも参加いただき無事終えることができました。
多くの協賛を頂いたこと、多くの皆様のご参加を頂いたことに感謝いたします。